さばいちの法則 | ココロコロコロ

さばいちの法則

お若い方々にはピンと来ないかもしれませんが
妙齢の、特に女性にとっては
「年齢のサバ読み」と言うのは、非常にデリケートな問題です。
ガバッと多めに削って言ってみたところで
「あら、そんなにお若かったんですか?」などと言われたら
かえって傷ついちゃうってもんです。
むしろ、実年齢より高めの年齢を言って
「あら、とても、そんなには見えませんことよ」とでも
言って頂いたほうが、ずっと気はラクなんですが、
なかなかそこまでは悟れないのがカワイイところです(笑)
で、「さばいちの法則」というのがあります。
サバ読みの限界は年齢の一割ぐらいが適当なのよん。
ハタチのお嬢さんなら「18才なんですぅ、うふ♪」までは
なんの疑問もなく受け入れられるけど
「16才なんです・・・でへへ」ってのは
言ってる本人も恥ずかしかったりするのです。
還暦のご婦人なら「もう、54才ですのよ、おほほ」ってのは
世間も許すのですが
「こう見えても48才ざーます。」ってのは
あーもうボケちゃったのねぇ、かわいそうにと言われそうです。
40才ならそう・・・「もうすぐ、36才になちゃうのよん」
あたりが心の平静を保てる数字でしょうね。
「えっと、32才くらいだったかしら?」あたりまでやると
そうは見えないぞ、ずーずーしいやつだなっと突っ込まれます。
前回の選挙の時に、
NHKとFMヨコハマの出口調査に会いました。
ささっとアンケートに鉛筆を走らせていたのに
年齢欄でふと手が止まる・・・。
こんなとこで、サバ読んでも仕方ないのにねぇ。
哀しい性ってやつ?(笑)
あと、ものすごーく気になってるのが
コンビニのレジ。
なんでも、「年齢」を入力してるとかしてないとか。
コンビニって、ついつい「すっぴん」で出かけたりするから
たぶんに事実に近い数字が入力されてるだろうなぁ。
イヤ、別にだからといって、人生に影響を及ぼすってワケじゃ
ないんですけどね、ないんですけど・・・・(泣)